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Ci602とCi603の違い|仕上げ磨き歯ブラシの年齢別の選び方

歯科衛生士として自信を持っておすすめできるものだけを紹介しています。一部PRを含みます。

歯医者さんで「仕上げ磨きはCiの歯ブラシがいいですよ」と言われて検索したら、Ci602とCi603の2種類が出てきて、どっちを買えばいいのか分からない——そんな声、診療室でも本当によく聞きます。

歯科衛生士として15年働いてきて、この2本はずっと現場で使い続けている定番です。先に結論を言うと、Ci602とCi603の違いは「毛の硬さ」だけ。形も大きさもまったく同じなので、お子さんの歯の生え具合で選べば失敗しません。

Ci602とCi603の違い【30秒で結論】

  • 違いは毛の硬さだけ。Ci602=M(ふつう)、Ci603=S(やわらかめ)
  • ヘッドの大きさ・毛の長さ・持ち手はすべて共通(全長162mm・毛丈6.5mmの短め設計)
  • 乳歯が生えそろう前の小さい子はCi603(歯ぐきに当たっても痛くなりにくい)
  • 乳歯が生えそろったあと〜永久歯との混合期はCi602がメーカー推奨
  • 迷ったら、まずやわらかめのCi603から。嫌がられにくいのはこちらです
目次

Ci602とCi603の違いは毛の硬さだけ?

はい、違いは毛の硬さだけです。Ci602がM(ふつう)、Ci603がS(やわらかめ)で、それ以外の仕様は共通。だから「形はどっちが磨きやすいの?」という比較は考えなくて大丈夫です。

Ci602Ci603
毛の硬さM(ふつう)S(やわらかめ)
メーカー推奨の目安乳歯が生えそろい、永久歯と混合のお子さん乳歯が生えそろう前のお子さん
全長162mm(共通)
ヘッド幅9×長さ17mmの小さめ設計(共通)
毛の長さ6.5mmの短め設計(共通)

※仕様は2026年9月時点で販売店の商品ページを確認したものです。

歯科医院でお渡しする仕上げ磨き用も、ほとんどがこの2本のどちらかなんですよ。「番号が違うだけで同じに見える」は正解で、実際に違うのは毛の硬さだけです。

どっちを選ぶ?歯の生え具合での使い分け

選び方の軸は年齢そのものではなく、「乳歯が生えそろっているかどうか」です。同じ3歳でも生え方には個人差があるので、お口の中を見て決めるのが確実です。

乳歯が生えそろう前 → Ci603(やわらかめ)

奥歯がまだ生えきっていない時期は、ブラシが歯ぐきに直接当たる場面が多くなります。やわらかいCi603なら歯ぐきに触れても刺激が少なく、「痛い」という記憶で仕上げ磨き嫌いになるのを防ぎやすいんです。

乳歯が生えそろったら〜混合歯列期 → Ci602(ふつう)

乳歯20本が生えそろい、さらに永久歯が生え始める小学生の時期は、かみ合わせの溝の汚れをしっかりかき出したいタイミング。コシのあるMのほうが磨き残しを落としやすくなります。6歳臼歯(第一大臼歯)は生えたての時期がいちばん虫歯になりやすいといわれているので、この時期の仕上げ磨きは特に大事です。

迷ったら・歯ぐきから血が出やすい子はCi603から

「うちはどっちの時期か微妙…」というときは、やわらかめのCi603から始めるのがおすすめです。嫌がられにくく、力加減の練習にもなります。磨いていて物足りなさを感じるようになったらCi602に切り替える、という順番で困ることはまずありません。

自分の子どもには、下の子はCi603・小学生の上の子はCi602と使い分けています。色が3色あるので「きょうだいで色を分ける」と取り違えも防げますよ。

なぜ歯科の現場でCi602・Ci603が定番なの?

この2本が選ばれ続ける理由は、仕上げ磨きに必要な条件がそろっているからです。

  • ヘッドが小さい:子どもの小さなお口でも奥まで入り、小回りが利く
  • 毛が短い(6.5mm):毛先がしなりすぎず、狙った場所に圧が届く
  • ネックが長い:大人が後ろから磨くとき、奥歯まで無理なく届く
  • 1本あたりが手頃:毛先が開いたらためらわず交換できる

ドラッグストアにはあまり置いていない歯科専売品ですが、通販ならまとめ買いできます。うちも20本入りを買って、毛先が開いたらすぐ交換するようにしています。

ちなみに「本人が自分で磨く用」は別の歯ブラシを用意してあげてください。仕上げ磨き用はネックが長く、子どもが自分で握ると持て余します。選び方は仕上げ磨き用歯ブラシ3選で詳しく書いています。

仕上げ磨きを嫌がられないための3つのコツ

道具をそろえたら、あとは続け方です。診療室でお伝えしているコツを3つだけ。

  1. 鉛筆持ちで、力は毛先が広がらない程度に。強く磨くほど落ちるわけではありません
  2. 上唇の裏のスジ(上唇小帯)に当てない。ここに当たる痛みが「仕上げ磨き嫌い」の大きな原因です
  3. 磨き残しは染め出しでチェック。目で見えると、親も子も納得しやすいです(染め出し液の選び方はこちら)

オエッとなりやすいお子さんは、ヘッドの小ささが効くことも多いです。詳しくは歯磨きでえずく子の対策にまとめています。

よくある質問

Q1. Ci602とCi603、結局どこが違うのですか?

違いは毛の硬さだけです。Ci602がM(ふつう)、Ci603がS(やわらかめ)で、全長・ヘッドの大きさ・毛の長さなどの形状はすべて共通です。

Q2. 何歳からCi602に切り替えればいいですか?

年齢よりも歯の生え具合で判断してください。メーカーの目安は、乳歯が生えそろう前はCi603、乳歯が生えそろって永久歯と混合になる時期はCi602です。生え方には個人差があるので、迷ったらやわらかめのCi603で問題ありません。

Q3. 仕上げ磨きは何歳まで必要ですか?

小学校中学年(9〜10歳ごろ)までは続けるのが望ましいといわれています。特に6歳臼歯が生えてくる時期は磨き残しが増えやすいので、寝る前の1回だけでも大人がチェックしてあげると安心です。

Q4. 大人が使ってもいいですか?

使えます。ヘッドが小さくネックが長いので、奥歯の奥や親知らずまわりなど、普通の歯ブラシが届きにくい場所のケアに使っている大人の方もいます。歯科医院でもポイント磨き用として案内されることがあります。

Q5. 交換の目安はどれくらいですか?

後ろから見て毛先がヘッドからはみ出して見えたら交換のサインです。おおよそ1か月に1本が目安ですが、噛んでしまうお子さんの場合はもっと早く傷みます。毛先が開いたブラシは汚れを落とす力が下がるので、ためらわず交換してください。

まとめ

  1. Ci602とCi603の違いは毛の硬さだけ(602=ふつう、603=やわらかめ)
  2. 乳歯が生えそろう前はCi603、生えそろったあと〜混合歯列期はCi602
  3. 迷ったら・歯ぐきがデリケートな子はやわらかめのCi603から
  4. 歯科専売品なので通販でのまとめ買いが現実的
  5. 毛先が開いたら交換。1か月1本が目安

道具選びで迷う時間はここで終わりにして、今夜の仕上げ磨きから「歯の生え具合に合った1本」で磨いてあげてくださいね。虫歯予防の習慣づくりにはキシリトールの取り入れ方やシーラントの記事も参考になると思います。

この記事を書いた人

歯科衛生士として長年勤め、そして3人の子育てをしながら「毎日のケアをもっと楽に、優しくしたい」という想いでオーラルNoteを運営しています。

専門知識だけでなく、実際のママとしての経験も交えて、家でできる正しいお口のケア方法をわかりやすくお届けします。

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